はじめに:監理団体の選び方次第で制度の成功が決まる!中小企業が注意すべきポイントとは?
外国人技能実習制度を成功させるためには、信頼できる監理団体の選定が不可欠です。
監理団体は、実習生の受け入れから日常のサポートまで、幅広い役割を担っています。
本稿では、監理団体の選び方とポイントを詳しく解説します。
監理団体の役割
監理団体の役割一覧表(外国人技能実習制度)
項目 | 内容 |
---|---|
基本的な役割 | 実習実施者(企業等)を監督し、技能実習の適正な実施と技能実習生の保護を図る。 |
監理責任者の選任 | 各事業所に監理責任者を配置し、監理業務の実施を統括する。 |
外部監査人の設置 | 監理団体の業務が適切に行われているかをチェックするため、外部監査人または指定外部役員を設置する。 |
実習実施者への指導 | 実習実施者に対して、労働条件の明示や個人情報の適切な取り扱いなどについて指導・助言を行う。 |
定期的な訪問・監査 | 実習実施者を定期的に訪問し、技能実習の状況を確認・監査する。 |
技能実習生の相談対応 | 実習生からの相談や苦情に対応し、必要に応じて改善指導を行う。 |
報告義務 | 技能実習機構や関係省庁に対して、監理状況や問題点などを報告する義務がある。 |
養成講習の実施 | 監理責任者や外部監査人に対して、制度理解や監理業務の質向上のための講習を実施する。 |
若干分かり難いと思いますので、以下にザックリ記載します。
- 受け入れ手続きのサポート:実習生の受け入れに必要な手続きを代行
- 実習生のサポート:日常生活や職場での問題解決を支援
- 法令遵守の監督:適正な制度運用を監督し、法令遵守を促進
信頼できる監理団体の選び方
監理団体を選ぶ際のポイントは多岐に亘りますが、当社が重視している点をザックリ列挙すると以下になります。
企業様が監理団体様と直接会ったとして、初対面ではなかなか聞けないことは多いですし、教えてくれるか分かりません。
ホームページに記載されているか・・・といえば、不利なことは記載しないでしょう。
第三者の目と耳が役に立つところの一つとお考え下さい。
- 実績と経験
過去の実績や経験が豊富な団体を選ぶことで、安心して制度を運用できます。 - サポート体制
実習生へのサポート体制が整っているかを確認しましょう。特に、緊急時の対応力が重要です。 - 法令遵守の姿勢
法令遵守の姿勢が明確であることが重要です。違法な運用は企業にとって大きなリスクとなります。
監理団体の選ぶ際のチェック項目は多岐に亘る
監理団体を選ぶ際には、以下の項目を参考にしてください:
- 基礎情報:事業年数、職員数、対応国、対応職種、一般or特定、経営理念
- 実績:監理企業数、国毎の在留数、年間入国数、在留数
- 信頼性・遵法性:失踪数、労働問題等係争情報、反社チェック
- 送出し機関:送出し機関情報、実習生負担費用
- サポート体制:日本語教育とレベル、入国後在留時サポート状況、緊急時対応
- 費用:入国前費用、在留期間中費用、帰国費用、その他費用
まとめ:信頼できる監理団体と連携を
外国人技能実習制度を成功させるためには、信頼できる監理団体との連携が不可欠です。
監理団体の選定にあたっては、実績やサポート体制、法令遵守の姿勢を重視しましょう。
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